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みなさんこんにちは。
まず初めに先日の沖ポケ杯にご参加くださりありがとうございました。
この記事は前回行われた沖ポケ杯の振り返りとして、
・どういったデッキが多かったか(デッキ分布考察)
・どういったデッキが上位になったか(上位デッキ考察)
・優勝デッキを見ての感想(デッキ考察)
などなどを主催側として私キリュウが頑張って色々と紐解いていこう。
という趣旨の記事です。
本記事は初心者さん向けの内容になるので、熟練者の方には少し物足りない内容になってしまうかもしれませんが、「そうなんだ~」ぐらいに思っていただけると嬉しいです!!
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◆みなさんにお願い◆
私はプレイヤーとしてのスキルが高いという訳ではないので、的外れなこともあるかもしれません。
そういった場合には皆さんがtwitterなどに#沖ポケ杯公式ブログ のタグをつけて「ここはこう思う」など意見いただけると嬉しいです!
こういう内容もいれて欲しい等あれば、どしどしご意見ください!
それでは本編へGO!
目次
- 沖ポケ杯LEGENDsummer第7回予選をざっくり
- どういったデッキが多かったか(デッキ分布考察)
- どういったデッキが上位になったか(上位デッキ考察)
- 優勝デッキを見ての感想(デッキ考察)
- ちょこっと裏話
- 次回予告
■沖ポケ杯LEGENDsummer第7回予選をざっくり
5月22日土曜日に那覇マンガ倉庫さん、参加人数は25名!
この時沖縄では緊急事態宣言前ということもあり、参加人数は少なめです。
消毒など皆さんがご協力いただけることで開催することができています。
ありがとうございます!
■どういったデッキが多かったか(デッキ分布考察)
今回のデッキ分布はこのような形になりました。
最多デッキは「黒馬バドレックスvmax」で6名で、続いて「白馬バドレックスvmax」で4名でした。
環境序盤では、ムゲンダイナvmaxに不利となることを懸念して黒馬の使用率が低かったですが、ここで徐々に構築が定まってきた事により徐々に環境で見られるようになり、ついにシェア1位となりました。
そして三神ザシアンの使用が0名!!
vmaxポケモンやサポートの種類が増え、デデンネクロバットに頼ることなく展開することができるようになった結果、苦手とするvmaxが増えv・GXポケモンを2体倒すが困難になったことが、シェアの低下につながったものと思われます。
(絶滅は言い過ぎです)
黒馬バドレックスvmaxは頂への雪道こそ大きな弱点となりますが、自身でエネルギー加速とドローを両立している特性めいかいのとびらによってさまざまな超タイプと組み合わさったデッキがみられました。
今回の大会ではドラパルトvmaxやミュウミュウなど今まで確認されてきたものや特性アルカナシャインのサーナイトなどの採用も見受けられました。
エネルギーの数×30点と高いダメージを出すためには少し時間がかかってしまいますが、今後のデッキとしてマホイップvmaxなどが注目されます。
鋼弱点であるためムゲンダイナvmaxでワンパンされないことを筆頭に、1エネルギーベンチのポケモンに超エネルギーをつける技かざりつけも黒馬と非常に相性が良く、キョダイホッパーを用いることで素早くダメージを重ねる事が可能になるため、今後使用率が上がることが予想されます。
竜王戦(ポケカ公式の大会)にて使用している方がいらっしゃったことから非常に強力であることが伺えます。
(執筆後に竜王戦で使用されているのが分かり驚きました)
こちらが黒馬マホイップで倒せる主なポケモンとそのエネルギー数です。
2ターン目に黒馬vmaxのめいかいのとびら4回とマホイップvmaxのかざりつけをすることで場に11枚のエネルギーを確保することができます。
黒馬vmaxのダイガイストは3エネなので2枚追加し13枚で400点
マホイップvmaxのキョダイホイッパーは2エネなので1枚追加し12枚で720点
を叩き出すことが可能です。
従来のデッキ構築では2ターンめに黒馬vmax4体の難易度は非常に高かったですが、冒険家の発見の登場によりかなり容易になりました。
白馬バドレックスvmaxについては、クイックシューターインテレオンとの相性の良さから使用率が上昇していましたが、デッキを10~12枚ほど圧迫するため、ほかのカードを採用する枠がありません。
そこでメロンなどと相性良い手札1枚トラッシュして2枚引く特性『やりくり』を持つチラチーノが採用されています。
両デッキ共に非常に優秀なサポートカード並びに構築の幅があるため、さまざまなカードとの組み合わせが期待され、何と組み合わせるかによって全く異なったデッキへ変貌を遂げるのが現環境の非常に面白いところかな。と感じます。
様々な個性が発揮できるため、自分に合ったデッキや自分が好みなデッキを見つけるのも、また面白いかな。と思います!!
ちなみに、使用デッキの全体割合としては以下のような値となっていました。
黒馬白馬でワンツーそしてムゲンダイナvmax
そしてここで意外にも連撃カラマネロが続く形になりました。
黒馬が約4分の1と高い使用率を誇っており、頂への雪道より自身の強い動きを優先させ勝ちを近づける意識に徐々に変わっており、環境やプレイヤーの意識変化が伺えるのが非常に面白い結果だと思います。
■どういったデッキが上位になったか(上位デッキ考察)
今回ベスト8出場者とデッキは以下の通りです。
●ベスト8
黒馬バドレックスvmax/イケミヤギさん
ムゲンダイナvmax+かがくへんかガス/たかぎさん
黒馬バドレックスvmax/カツノリさん
ムゲンダイナvmax/イシキさん
●ベスト4
白馬バドレックスvmax+チラチーノ/イレイさん
三神四鳥/KORYUさん
●準優勝
カラマネロvmax/ヤッカイさん
●優勝
ザシアンザマゼンタ+ドータクン/ばんさん
上位8名は全体分布の比率から大きく変わらずの結果となりました。
ムゲンダイナvmax・黒馬バドレックスvmax・白馬バドレックスvmaxのシェアが増えると三神ザシアンと相性の良いインテレオンvmaxなども勝ちにくい環境となり、この変化が非常面白く感じます。
■優勝デッキを見ての感想(デッキ考察)
今回優勝したデッキレシピはこちらです。
優勝は『ザシアン/ザマゼンタ+ドータクン』デッキでした!
今回は環境に分布しないデッキですね。
ザシアンv及びザマゼンタvをメインアタッカーに据え、ドータクンの特性メタルトランスにて状況に合わせてエネ移動させる。というのが基本的な戦術です。
ザシアン2枚ザマゼンタ3枚の枚数になっており、基本的にザマゼンタを構えるのが基本的な場を作る形になります。
ザシアンvの鋼鋼鋼の計3枚で230点与えるの「ブレイブキャリバー」と、
ザマゼンタv」の鋼鋼無の合計3枚で130点と特殊エネを剥がす「アサルトタックル」を中心に戦っていきます。
本デッキの各カードの役割以下のような内容になっています。
HP230以下のポケモンはザシアンvでワンパンを狙います。
また、vmaxポケモン相手にはザマゼンタ130点→ザシアン230点の360点での気絶を目標とします。
ザシアンの切り替えやザマゼンタへのエネ用意など場には6エネ+逃げエネが必要となりますが、その切り替えを可能にしているのがドータクンです。
進化ポケモンがドータクンのみであるにも関わらず、しんかのおこうが入っていることをみると、それだけ重要性が高い事を伺えます。
自由にエネルギーを行き来させることができるため、必要なポケモンへ供給することで少ないエネルギーで状況に応じた技を繰り出すことが可能になります。
また、エネルギーを多く供給できた際に、ザシアンなどにつけていると不意にボスの指令などから呼び出され倒されてしまうことがありますが、そのエネルギーをザマゼンタへ全て移動させたり、分散させておくことで、エネの損失を抑え攻めが崩れることを防いでくれます。
タフネスマントの採用によってザシアンのHPを270まで引き上げることができ、これで速度の速い白馬バドレックスvmaxに対してワンパンされず、返しで弱点を突きワンパンを返すことも可能になります。
その他にも三神ザシアンのオルタージェネシスで+30点されたブレイブキャリバーを10点で耐えたり、ムゲンダイナvmaxのドレットエンドではベンチ8体を要求したりなど要求を高めることも可能になります。
vmaxポケモン相手の場合だとザマゼンタに付けることでHP280となりvポケモンによる攻撃を強要し、さらに特殊エネルギーを抑圧させダメージレースに優位に立つ事ができます。
また、サポートのマオ&スイレンも耐久値上昇に貢献しています。
インテレオンのクイックシューターやれんげきウーラオスのキョダイレンゲキを筆頭にベンチポケモンへダメージを蓄積させ、一気にサイド取得を狙う相手は10点のズレによってプランが崩れることがあり、マオ&スイレンはその計算を大きく狂わせる非常に優秀なカードです。
ポケモンいれかえとして使用できるのもザシアンをベンチへ1度下げる需要とマッチしており、それだけの使い方も1つ方法としてありますね。
この耐久力はザマゼンタvの特性ふくつのたての存在が重要であるため、特性を無効化させる頂への雪道があると非常に厳しい試合を強いられてしまうため、混沌のうねりで対応します。
ムゲンダイナvmaxやこくばバドレックスvmaxなどは、頂への雪道が採用されにくいので非常に有利に戦うことができ、ザマゼンタv中心にvmaxをで戦うことで勝利へ近づくかと思います。
コーティング鋼エネルギーによって、ビクティニvmaxやボルケニオンからの致命傷を防ぐことで、相性負けせずしっかり戦うことが可能になります。
あらゆる状況に対して回答が用意されているのに複雑ではなく、やりたい行動はしっかり3〜4枚採用され、ドータクンやマオスイなど要所で活用したいカードは2枚、事故や致命傷を回避するデデンネミュウスクラッパーは1枚採用し、非常に役割が明確で明快な構築になっています。
環境に存在しないアーキタイプではありますが、多方面に対応することができる良いデッキだと思いますので25名の頂点に立った、ばんさんのプレイングなどを動画を見て参考にしてみてください!
【ポケカ大会】沖ポケ杯LEGEND 第7回予選大会 決勝 ザマゼンタザシアン+ドータクンvsカラマネロvmax
5月22日 那覇マンガ倉庫
左 ザマゼンタザシアン+ドータクン/ばん選手
右 カラマネロvmax/ヤッカイ選手
今回のデッキはそのまま丸っとデッキとして那覇マンガ倉庫さんにて販売されていたりしました。
優勝デッキの販売はしっかり結果を残して強い事が証明されている、いわゆるお墨付きになりますので、こちら購入してみるのもいいかなと思います。
■ちょこっと裏話
考察についてはここまでです。
ここからは運営の私が開催してみての感想や反省だったりを書いていこうと思います。
今回会場をお貸いただいた那覇マンガ倉庫さんありがとうございました!
緊急事態宣言前で自粛で参加人数が比較的少なかったですが、新規の参加者も伺え、県内のポケカの盛り上がりをひしひしと感じています!
私事で忙しく、ここまで投稿が遅れて申し訳ありません…。
今後はもっと早めに投稿できるよう調整します…!!!
■次回予告
6月12日に予定していた沖ポケ杯は緊急事態宣言もあり、今回初の中止という判断となりました。
楽しみにしていた方々大変申し訳ございません。
次回は6月26日(土)にうるま市地域交流センターで行います!
予選スイスドロー→決勝トーナメントでの開催です!!
駐車場はうるみんをご利用頂く形になりますので、ご留意くださいませ。
これからも今後大会後に、振り返りの記事を書いていきますので、
・こういう内容を盛り込んで欲しい!
・こういうコーナーがあると嬉しい!
などご意見あれば、twitterになどに#沖ポケ杯公式ブログ のタグをつけて、ツイートしていただけると幸いです!
それではまたお会いしましょう!!
よいポケカライフを…!