【環境考察】2021第15回沖ポケ杯の振り返り

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みなさんこんにちは。
まず初めに先日の沖ポケ杯にご参加くださりありがとうございました。

この記事は前回行われた沖ポケ杯の振り返りとして、
・どういったデッキが多かったか(デッキ分布考察)
・どういったデッキが上位になったか(上位デッキ考察)
・優勝デッキを見ての感想(デッキ考察)
などなどを主催側として私キリュウが頑張って色々と紐解いていこう。
という趣旨の記事です。

本記事は初心者さん向けの内容になるので、熟練者の方には少し物足りない内容になってしまうかもしれませんが、「そうなんだ~」ぐらいに思っていただけると嬉しいです!!

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◆みなさんにお願い◆
私はプレイヤーとしてのスキルが高いという訳ではないので、的外れなこともあるかもしれません。
そういった場合には皆さんがtwitterなどに#沖ポケ杯公式ブログ のタグをつけて「ここはこう思う」など意見いただけると嬉しいです!
こういう内容もいれて欲しい等あれば、どしどしご意見ください!

それでは本編へGO!

目次

■第15回沖ポケ杯をざっくり

10月2日土曜日にて行われ、参加人数は68名!!
今までで最大規模の大会になりました!
沖縄でもこれだけ集まるので、公式様よろしくおねがいします。

■どういったデッキが多かったか(デッキ分布考察)

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フュージョンアーツの発売から約1週間後の開催となった本大会はどのような分布になったか見てみましょう。

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最多デッキは「ゲンガーvmax」で12名で、次いで多かったのが「スイクンv」の9名で、フュージョンアーツで登場した「ミュウvmax」は8名でした。

今回は「ミュウvmax」「黒馬バドレックスvmax」「連撃テンタクル(カラマネロ)」の超タイプのシェアが非常に多く、全体の3割を占めていました。
「ミュウvmax」の登場で「連撃ウーラオスvmax」は数を大きく減らし、その結果悪タイプの「ゲンガーvmax」「ムゲンダイナvmax」が台頭しました。

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そんななか注目すべきは「水タイプ」の存在です。
水タイプの多くは弱点が「雷」「鋼」となっておりタイプ相性によって有利不利が付きにくく、現環境を象徴する「超闘悪」の三すくみの強弱に左右されない強みがあります。
現環境水タイプトップの「白馬スイクン」は単体性能も優秀ですが、雷鋼以外が環境の軸になっていることも、このデッキの強みをより後押しする形になっています。

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白馬スイクンとは…?

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上記の「スイクンv」と「白馬バドレックスvmax」をメインアタッカーに据え、「ジメレオン」や「インテレオン」のうらこうさくを用いて必要札を揃えて戦うデッキです。

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スイクンvは素打点20点+お互いのベンチの数×20点追加の技ブリザードロンドと、バトル場にいるとき1回1ドローできる特性しゅんそくを持っています。
先攻時にバトル開始のたねポケモンとして出すと、もれなく1枚手札が増えます。
さらさら髪を触ってみたい。

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白馬バドレックスvmaxは素打点10点+相手のベンチの数×30点追加の技エンペラーライドと素打点10点+10点付いているエネルギーを好きな数トラッシュし×120追加するダイランスの優秀な2種類の技を持っています。
進化元の白馬バドレックスvは2種類ありますが、1エネシンプル40点の技つきさすが優秀です。
スイクンと弱点が違っている点も評価が高いポイントです。

スイクンvはアタッカー・サポートどちらとしても運用できますが、ベンチにポケモンを並べる必要があり単体では機能しないため、前述したようにスイクンvと何を組み合わせるかで戦い方が大きく異なってきます。

チルタリス…特性でデッキトップにサポートを固定し、スイクンでドロー
三神…水エネが共有でき共有し、オルジェネでスイクンvの打点のカバー
裏工作・クイックシューター…ベンチ展開に加えて必要札を引き込む。クイックシューターで打点をカバー
白馬…軽量ポケモンはスイクンをアタッカーにすることで、攻撃を行うまでの要求枚数を抑える。(メロンを毎回使う必要が無いなど)

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とにかくなんにでもあう白米ポケモン。

少し前のデッキですが、いろいろな構築があるので自分の好みにあった構築を探してみるのもよいかもしれません。

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■どういったデッキが上位になったか(上位デッキ考察)

今回の決勝トーナメント出場の16名とデッキは以下の通りです。

●ベスト16
すしさん/ミュウvmax
たいぺいさん/ミュウvmax
かーぶーさん/ゲンガーvmax
おるぱさん/ゲンガーvmax+ブラッキーvmax
ナナウエさん/スイクンv+ケケンカニv+うらこうさく
カンタロウさん/三神ザシアン+ガラルファイヤーv
やまふーさん/黒馬バドレックスvmax+マホイップvmax
らーのよくしんがきさん/ミュウvmax

●ベスト8
かなめさん/スイクンv+うらこうさく
むかっくさん/ルカメタ+ザシアンv+ザマゼンタv
ひーとーさん/ゲンガーvmax+ジュラルドンvmax
シロウさん/ミュウvmax

●4位
ロッキーさん/白馬バドレックスvmax+スイクンv+うらこうさく

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●3位
りくおさん/スイクンv+ケケンカニv+うらこうさく

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●準優勝
Soyさん/ミュウvmax

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●優勝
なっとさん/一撃ウーラオスvmax+ブラッキーvmax

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上記の分布をまとめたものが以下になります。

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トーナメント進出上位16名では「ゲンガーvmax」と「ミュウvmax」の数が逆転しています。
同率2位で「スイクンv」のシェアが大きく、「白馬バドレックスvmax」での採用も合わせると、かなりの数が進出する形になりました。

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タイプ別でみると『超』は全体分布と大きく変わらず38%をキープしたものの『水』25%と『悪』19%が入れ替わりました。
環境優位に立てるタイプ(ミュウvmaxの弱点を突くゲンガーvmax)を使用することも重要ですが、多くの対戦数をこなす大会では安定性の高く極端に苦手とするデッキがない、今回で言う『水』の白馬・スイクンのようなデッキが好成績を残すこともあるということが、この結果から言えると思います。

デッキを評価する際に「〇〇デッキが強いから◇◇デッキを使う」といった外的要因も重要ですが、デッキそのものの『再現性』や『勝ち筋までのルート』など内的な部分を研究することの方が重要であるかもしれません。

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カードゲームで「再現性が高い」と表現されたら、試合で想定した動きが成功する確率が高いことを意味しています。
簡単にいうと「毎試合ごとに同じことができるかどうか」ということですね。
再現性が高い例でいうと「ジメレオンの特性うらこうさく」「オクタンの特性れんげきサーチ」等の『容易な条件』かつ『幅広いカードを対象にできる』などの要素はデッキの再現性向上に大きく貢献します。
毎回同じ展開ができるのは、安定してデッキの強みを押し出せていると同義であるため勝利に近づきます。

再現性が低い例としては「クラッシュハンマー(コイン)で表が出る」「ザシアンvの特性ふとうのつるぎで3エネ付く」などが挙げられます。
なんとなくでも、この難しさはイメージできると思います。
ギャンブル性が高いカードの成功を前提とすると、プレイヤーにコントロールできない部分に依存するため、勝った試合を再現することは難しいです。

■優勝デッキを見ての感想(デッキ考察)

今回優勝したデッキレシピはこちらです。

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優勝は『一撃ウーラオスvmax+ブラッキーvmax』デッキでした!

ブラッキーvmaxの技ダイアーク進化時にボスの指令と同じ効果の特性ダークシグナルで相手をコントロールし、一撃ウーラオスvmaxの技キョダイイチゲキで相手にかかっている効果を無視してジュラルドンvmaxやザマゼンタv含め様々なポケモンのワンパンを狙うことができるのが強みのデッキです。

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一撃エネルギーを使用するため、エネ×20点の追加ダメージにより、ブラッキーvmaxや一撃ウーラオスvの技で200点オーバーのダメージを出すことができ、特性ダークシグナルによってデデンネgxやクロバットvを呼び出し簡単に倒すことができるため、非常に圧力を与えることができます。

キャプチャエネルギー等を用いてデルビルを展開しヘルガー特性いちげきのほうこうで一撃エネルギーをブラッキーや一撃ウーラオスに供給して技を繰り出すことを目指し展開を行いためデルビルの展開を第一に目指します。
各アタッカーのポケモンは無色エネルギーを使用するため、キャプチャエネルギーと非常に相性良く使うことができます。

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一撃の咆哮を使用すると20ダメージが乗ってしまいHPが低いブラッキーvmaxなどに対して技を先制されると非常に厳しい展開となってしまいますが、ここで活躍するのがガリガリくんこと「当たりつきアイス」です。

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当たりを引けば20点回復を連発させることができるため、一撃の咆哮のダメージを帳消しに留まらず、相手からの技回数を増やすまで回復することも見込めます。
デッキ自体が一撃エネルギーを使いまわすことにで試合展開するため、循環アイテムの「ヘルガー」「活力の壺」「あくの塔」などを多く採用する必要がある事もあり、自由枠が少ないことが欠点ですが、1枚で使いまわすことができるのも好相性といえます。

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悪ポケモンとエネルギーをサーチできる「ネズ」も非常に強く使うことができます。
「クロバットv」でドローを進める。「ブラッキーvmax」で相手ポケモンを呼び出す。など「疑似コルニの気合」「疑似ボスの指令」を使うことができます。
さらにキャプチャエネルギーを「疑似クイックボール」として使うことができるため、非常に幅広い運用が可能になっています。

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目指すべき展開など非常にわかりやすい反面、技を使用するためエネルギーが重く、立て直しに時間がかかるため、サイドプランや再展開の用意など大味に見えて繊細な部分もある、豪快さと繊細さを併せ持つデッキになっており、使いこなすには上級者向けのデッキになっていると思います。

難度の高いデッキを駆使して、分布1ながらも68名の頂点に立った、なっとさんのプレイングなどを動画を見て参考にしてみてください!

【ポケカ大会】第15回沖ポケ杯準決勝 一撃ウーラブラッキーvs白馬スイクン
左 一撃ウーラブラッキー/なっと選手
右 白馬スイクン/ロッキー選手

※決勝戦は現在作成中です。

■ちょこっと裏話

考察についてはここまでです。
ここからは運営の私が開催してみての感想や反省だったりを書いていこうと思います。

公開までお時間かかってしまいすみません!!

TSUTAYA新都心店や小禄店、カードショップオーシャンなど那覇に多くのショップが開き非常にワクワクしますね!

■次回予告
次回は11月13日(土)にTSUTAYA小禄店にて行います!

これからも今後大会後に、振り返りの記事を書いていきますので、
・こういう内容を盛り込んで欲しい!
・こういうコーナーがあると嬉しい!
などご意見あれば、twitterになどに#沖ポケ杯公式ブログ のタグをつけて、ツイートしていただけると幸いです!

それではまたお会いしましょう!!
よいポケカライフを…!

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